売市 八戸のディープスポット 年2回公開 八戸南部氏庭園春の公開

こんにちは ゆめうさぎです。

春と秋の年2回、数日しか公開されないディープスポット八戸南部氏庭園に行ってまいりました。毎度週末しかやらないので去年はタイミングが合わず断念。今年は出勤前の午前中に行って参りました。

よっぽど熱心に回らなければ10分20分で十分楽しめるお庭です。ちょこっと寄り道にいいですよ!

場所は住所的に売市ですが、元々馬淵川を借景とするお庭なので長苗代や石堂寄りです。

最寄りバス停は緑ヶ丘。市営バス、南部バス、十鉄どれも止まります。

開放日のみ駐車場も開放され、どの方向から行っても警備員が案内してくれます。

まず八戸南部氏(はちのへなんぶし)庭園って?というところからですね。

八戸市の公式HPに説明がありますが、私の個人的解釈はこうです。

 

2008年大河ドラマ主人公篤姫。彼女の曽祖父=薩摩藩の藩主島津重豪(しげひで)公(めっちゃ子沢山で有名)の息子さん信順(のぶゆき)公が八戸南部家の婿養子に来て八戸藩藩主になったそうです。

時代は西暦1842年頃。因みに信順公は13男らしいです。ん?お兄ちゃんだけで12人いるってこと?子沢山のスケールが凄すぎます。

(ゆめうさぎは古代オリエントファンなので基準は8人兄弟)

 

元々この場所は異国船を監視する為の物見場。そこに休憩する場所を作ろうとなって庭園を設けたらしいです。わざわざ彼の出身地薩摩藩の庭師に手がけてもらったそう。

+信順公が故郷を懐かしんで作らせたという話もあるみたいですね。

 

薩摩藩=鹿児島県と八戸に直接の関わりがあったとは驚きです。

 

では早速入場〜。開放日なら無料で見れます。

コロナ禍前はガイドもついたのかな?今回はいません。

入る前から階段、、、。でもその向こうはめっちゃ緑!なんだか異世界に行く気分でワクワクします。

午前中は木漏れ日も美しいですね。パワーを貰えます。

 

この庭園は蓬莱山(ほうらいさん)形式&回遊式の枯山水だそうです。

枯山水=水を使わずに海や川を表現。

なので、本物の池とか川などはありません。奥側の一段低い部分を川&海に見立てて、そこに蓬莱山(仙人達が住む理想郷)が浮かんでいるという設定(イメージ)

その周りをぐるっと回って鑑賞する(これが回遊式)お庭って事ですね。

私と雪兎で撮った写真だとこの景色が仙人達が住む理想郷なのかな?

画像左が土橋(どばし)。

解釈によっては、この橋を渡る事で理想郷に行けちゃうのかもしれませんねぇ。

丸雪見型灯篭

丸々として可愛い石灯篭。この丸雪見型は全体的に丸くて3本足が特徴だそうです。池のほとりに置かれて水面を照らす為に傘が広く作られているらしいです。

実際に舌が水だったらどう見えるんだろう?と想像しながら見ると面白いかも。

穴が大きいのでつい覗きたくなりますね。

他のお客さんを見ていると「側を通ったからには中を覗く」方が続出笑

人によっては腕まで突っ込みたくなるかもしれませんね。

 

庭園には他にも特徴的な灯篭がありましたが、今回撮影したのはこれだけです。

次回は予習して他のも撮らなくっちゃ。

個人的に気に入ったのはツツジ。先日階上岳でモリモリのツツジを見たばかりなので、控えめに咲いているツツジの方も可愛いくてイイなぁって感じました。

秋の開放日がいつなのか知らないのですが、紅葉シーズンだったらいいなぁと期待。

落葉後なら八甲田連峰まで見えるらしいです。それはそれで楽しみ。

今回未履修で行ったので、薄っぺらい感想しか浮かばなかったのですが(記事にする為に)いろいろ背景を調べてみると面白いですね。

 

秋の開放日も楽しみです。

せば